若宮八幡宮にて

狐像

 金沢市から一個手前、南側にある白山市。
 街中にあるタイプの神社になります。森や公園とも繋がっていて規模としては、運動公園みたいな広さがあります。
 若宮八幡宮がある境内には、8つの境内社がありその内の1つが稲荷社になります。
 

 巨大鳥居と森。
 夏真っ盛りの時期に行きましたが、日陰の多さで過ごしやすく風で揺れ動く木々の音と砂利を踏む音が心地良い場所です。
 境内社をなぞって歩いていくと、稲荷社は若宮八幡宮前にありました……が、その前に気になる像を発見。



 池に建てられた灯篭の側に、なにかの像が。
 二枚目は玉? を咥えているので狐の可能性がありそうです。
 一枚目は顔が灯篭を向いていて判別できず、狐像特有の尻尾もないため、正体不明。
 そもそも何故池の中に? と首を傾げながら、稲荷社へ。


 写っていませんが、蜘蛛の巣が多かった。夏は繁殖期なのだろうか。
 


 なんだろう。「タイミングが悪かった」そんな気持ちにさせられる狐像達です。
 あと、このサイズで似た体形の狐像をよく見つけるのですが一番生産されている?
 とりあえず、玉は不本意な寝起きでイラッとしている赤ちゃん狐像。眉間の力の入れ方が違う。成長したらゴルゴ13にでもなりそうな線の深さ。口の端にあるエラみたいな毛……ゴルゴ13に出てくるモミアゲが長いモブキャラにいたよね?
 巻物の狐像は赤ちゃん感すごいなぁ……何かを口に咥えている赤ちゃんが見える。咥えてそのまま寝そうな赤ちゃん狐像。たまに踏ん張って目を開けるけど、線みたいに細くて白目だよね。
 うーむ、対になっているようで微妙に違う。手作りなのかな。
 池にある像も不思議だし、微妙に違う狐像も不思議。若宮八幡宮にあるちょっとした不思議です。

 所在地:〒924-0805 石川県白山市若宮1丁目100

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