狐もあれば狸もということで、マドウダヌキを作成に取りかかりました。
しかし、狸は問題がありまして耳や尻尾の模様を「アライグマ」柄にされる場合があります。
狸は英語で「raccoon dog」となるので、その影響を受けるのかなと。
マドウダヌキ
制作1
髪の毛の色を濃い色にすれば誤魔化せるかなと考えながら制作したのが、こちら
理想的な悪い顔!
ただ色がどこかへ……目に関しては強膜は黒で固定しているのですが、この時は髪を黒紫に。皮膚は青白く指定していたのですが、なぜか端役のような染まり方。
着物の色指定の影響が大きかったのかもしれません。
制作2
じゃあ、逆に青白を全開にしてみた結果。
下位種は普通のそれこそボロボロな頭蓋骨を使っていて、上位種は金色の、それ単体でも妖しい現象を起こせる危ない黄金髑髏を使う。それをいくつも使いこなす危ないやつ……みたいな。
青い炎は鬼火をイメージにしております。
制作3
もう一回やったら出来るかな? とプロンプトを一部戻して生成。
妖しさはあるけれど、ちらりと見える尻尾のアライグマ感が隠せない。
鬼火を纏った黄金髑髏は良い感じ。
制作4
サイドカットもいいな、そんなイラスト。
これはこれで好きなタイプなのですが、髑髏の数に不満が残りました。
マドウダヌキには「危ないやつ」感を出したい。
制作5
髑髏よし、嫌な眼つきよし、よくわからんデカいネックレスもよし。
服はドレス的な要素を混ぜた着物になります。
権力の中枢で巣食うマドウギツネと違い深夜の森や街道でふらりと鬼火を伴って現れる危ないやつ。様々な立場の人間の願望や呪詛を叶える……自分のために。
そしてもちろんマドウギツネとも繋がっている。
——といった感じで「マドウダヌキ」が完成しました。
髪の毛が短い方がアクティブに動いている表現になると思いましたが、想像以上に悪質さにも貢献してくれましたね。
……化け狸の一番らしい要素の「金玉袋」や「太鼓腹」はまた今度。
使用生成AI:SeaArt