千本鳥居は、人だらけ。
良い場所ではあるけれど鳥居には興味がないので、ちょっと困るところ。
右へ左へ人を避けつつ前に進んで稲荷山を登ります。
探すまでもなく要所要所のお堂で狐像群と遭遇。
石を投げれば狐像に当たる、そう言えるぐらい多いです。
たまに見かける歯が人間みたいな全て平らな狐像。
シンプルにまとまった狐像です。玉の方はどことなくそういう玩具がありそう。
福井県の上富田稲荷神社の狐像と同型と思われます。
赤い毛糸の帽子の有無もありますが、こちらは険しい表情してますね。
首が長くなると急に妖しさが増しますね。頼りになるがどこか妖しい。そういう製作者のイメージが伝わってくる感じ。
この4枚は個人的に趣があってとても好きです。
色があるだけで、あの恐ろしい形相になるとは……どこかバットマンのジョーカー味があるのは、ピエロメイクに見えたから? 愛嬌の中に狂気がある。
3枚目と4枚目は、なんと表現すればいいんだろう。顔の特徴もさることながら、後ろ足の表現も面白いんですよね。鳥の翼みたいな膝から足が出ていて。
クレイアニメの狐、海外のホラー絵本に出てくる狐。眼の漫画チックさと口先の誇張表現がそれらしく思えます。
ここまでの狐像は割と伏見稲荷大社に多く配置してあり、見かけると思います。
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所在地:〒612-0882 京都府京都市伏見区深草藪之内町6