伏見稲荷大社 その③

狐像

 稲荷山を登ったらまた別の狐像があったのでしょうが、時間の都合もあり中腹あたりで折り返し。
 それでもまだまだ狐像があるのが、伏見稲荷大社の凄いところ。



 不思議な顔立ちの狐像。
 口のほぼ真横に目があります。片足を曲げているのも珍しい。アート作品みたいだ。


 悪ガキ系狐像。耳が欠けているのですが、曲がっているような印象を受けてそういう犬に見えてきます。飼うのが難しいタイプの犬だろうなぁ。気性が荒くて。


 こういう風に破損・風化している狐像も多いです。



 系統としては若宮八幡宮のと同じ狐像ですね。







 強面狐像達。
 2枚目の狐像とかこう……不届きな事をしたら化かしてきそう。昔は悪い事してたけど、怒られて神の使いになった感じの狐像です。
 3枚目と4枚目はネズミと狼を混ぜたような顔立ち。特に3枚目は噛みついて引っ張っている時の形相で、4枚目と雰囲気が全く違います。4枚目は緩い、ボール遊びを要求していそうな緩さがあります。
 整った顔立ちでスマートな5枚目と6枚目。絶妙な目の鋭さと厳つい歯が強面にさせていますね。6枚目のアゴが外れそうなほど大きな玉を咥えているのが、張り切っている感じがして可愛らしい。

 



 参拝客を写さないように撮った結果、ちょっとボケてます。
 紅白の注連縄に鈴と煌びやかな衣装。小型の狐像は前掛けだけですが、御神鏡を引き立たせるにはちょうどいい。
 
 悪鬼染みた……いや、イギリスのガーゴイル染みた怖い顔立ちの狐像。
 口を除いた部分の顔の作りが狐像の肝なのかも。愛嬌か、凛々しさか、厳めしさか。
 耳も妙に蝙蝠みたいで悪魔感ある。
 クセは強いですが結構好きなタイプです。




 頭が平べったいのは有楽稲荷神社の系列か? と、見比べてみましたがこちらの方がぶ厚いですね。漫画チックな顔立ちで、助言をくれそうですね。
 下の狐像は……うーむ、狼感。輪郭が四角いと狼らしさが増しますね、狐像。

 ここまで眺めてみると、割と強面の狐像が多いですね。
 しかし、多い。スマートフォンの電池が切れそうになるぐらい撮ったのに、まだあるのかと戦慄したのを覚えています。
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 所在地:〒612-0882 京都府京都市伏見区深草藪之内町6

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