千光寺の稲荷堂にて

狐像

 砺波市から富山市へ向かう国道359号線の道中に千光寺はあります。
 山越えなのでアップダウンが激しく、時間帯によっては交通が多くて反対車線は入りにくいかも。
 

 山門の前。
 帰る時に木の枝を杖代わりに登ってくる老夫婦とすれ違い、山門の陰に木の枝の杖が立てかけられていたので足元が不安な方や体力に不安のある方は注意が必要そうです。
 

 観音堂。
 内部は靴を脱いで入ることができます。ただそうしなくても十二分に欄間や柱に彫り込まれた仏教美術を堪能できるので、ぜひ見て欲しい。
 この観音堂自体も綺麗で、自分が行った時にはスケッチブックでお寺を模写している人がいました。綺麗なのもあるんですが、なにより見やすいんですよね。

 そして、目的の稲荷堂は観音堂へ行く道中の右手側にあります。




 中にあるのは市販されている狐像の色付きです。同じタイプが置かれている稲荷神社は多いですね。



 わかりにくいですが、上の狐像が巻物を。下の狐像が玉を咥えております。小さくてどちらもアヒル口をしている狐みたいになってますが。
 うん、全体像を見てから狐と認識しているのでそう思っていますが、頭だけ見せられたらアヒルだと勘違いしてそう。
 しかし、小さいながらも詰め込めるモノは全て詰め込んでいますね。尻尾の擬宝珠に巻物に玉に……踏んでいるのは炎かな? 不動明王みたく……いや、身に纏っているな不動明王は。踏みつけているのは鬼だし。
 しばらくは解釈で悩みそうな狐像達でした。
 

 ※今回は違うカメラを使用しました。
 所在地:〒939-1416 富山県砺波市芹谷1111

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