成願稲荷神社にて

狐像

 奈良県でもう一つ気になっていた稲荷神社——成願稲荷神社(じょうがんいなりじんじゃ)
 奈良駅から向かうと最寄り駅は三輪駅。日本最大と言われる大鳥居がある場所です。
 大神神社(おおみわじんじゃ)の末社として成願稲荷神社はあります。
 年始に来たので初詣客が多く、屋台もあるのでどこもかしこも賑やかで楽しい。飛び交う言葉は奈良弁よりも大阪弁が多い気が。桜井市は大阪に近いので、大阪の人達が多いのかも。
 しかし、正月はやはり混んでいる。自分の用があるのは、成願稲荷神社のため参道から一度外れて町内を横断して山の脇道を探すと参道と繋がる道が。
 そこを登っていくと成願稲荷神社が——意外と小さい。社務所もあるけど、こじんまり。ゲームで例えると目立たなくて見落としてしまう重要な場所のよう。

 

 大きさは写っている腰に届くかどうかの植物よりも小型。
 探せばこういう雰囲気の顔の人がいそう。
 そんな人間よりのデフォルメ顔といった印象を持っている狐像達です。
 しかし、眼の上の線は一体・・・まつげなのか?
 狐にはヒゲはあるので鼻の横の線はわかるが、まつげはこれほどじゃないぞ。なんだろう、昔の流行りの表現技法だったとか? 狛犬にある太眉的なあれか? それとも製作者の作風?
 また狐像を巡る旅の中で同じものと出会えた時に、本格的に調べてみようかな。

 〒633-0001 奈良県桜井市三輪1422 三輪神社内末社 成願稲荷神社

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