別名:蛙神社
その名前の通りに、蛙の置物が鳥居の前に。
全員子供を背負っております。
現実だとどうなんだろう。成熟した個体になるまで背中に乗る事ってあるのかな? たまたまいて乗ってしまうのはあるだろうけど。
背後からの全体図――いや、道を間違えて最初にここで撮ってしまいました。道がふとあるので入って気づいたんですよね、ここ。
狐的に瞳の位置は正しいけれど、目が大きくて漫画チックな狐像。
蛙像達のある鳥居の前の石製鳥居にあります。
70年代後半~80年代ぐらいのアイドル感あるな。顔の毛の表現が立派なモミアゲみたいで、見事な鬼灯型の耳があの年代の大きな頭飾りに見える。後ろ脚の足が大きいのも、そういう大きめのブーツみたい。
似た狐像あったなーと思って並べると全然違うと思い知らされる狐像でした。
B級映画あたりのモンスターみたいな狐像です。
1枚目の狐像がまた大きいの噛んでるんですよね。なんだろう、そういうノルマがあるのかな伏見稲荷大社の狐像には。
2枚目の狐像も恵方巻みたいな巻物ですし。ここまでくると大会がありそう。伏見稲荷大社~最強の顎を持つのはどいつだ~みたいな大会を狐像達がやっていても驚かない。
一番上にある鳥居&写り込んでしまうぐらい大きい狐像。
伏見稲荷大社の中でもトップクラスに大きくてぶ厚い狐像になると思います。風化の影響で体の各所に出来た斑点模様が鱗みたいで、大きさも相まって恐竜みたいにも見える。
咥えている巻物と玉がおやつみたいなサイズです。 ……どういうバランス感覚?
上2枚の狐像の子供達みたいな狐像です。
巻物も玉もバランスがいい。
うーむ、犬!
そうとしか言えない狐像です。
製作者の家に犬がいて、作業中にどうしてもよぎってしまうんですかね。それだと可愛くなりそうな気がしますが、鬼の形相なっているのは……懐いてなかった?
最後にとても正統派な狐像。
教科書通りな狐といった風情を醸し出す巻物を咥えている狐像。いやぁ、狐だわ。
玉の狐像も白く剥げてしまったのが、本物と同じ配色でより狐に近づいていますね。
気になるのは膝の線。太ももと脚の境目の表現ですかね? だとすると製作者は狐をしっかりと観察していた可能性が。図鑑や動物園に行ってたのかな。
目立つ所にはない狐像ですが、行った人には見て欲しい。そんな狐像です。
所在地:〒612-0805 京都府京都市伏見区深草開土口町 末廣大神